羽生結弦、プロ転向の背景に採点ルールへの不信感 ISUと全面衝突も辞さぬ覚悟か
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「新たなスタートとして次のステージに向かいたい」──羽生結弦(27才)がプロ転向を宣言したその日、秘かに限られたメディアにだけ胸の内を明かしていた。それは、大組織との全面衝突を覚悟してまで伝えたかったことだった。
時折天井を見つめ、ひと言ひと言噛み締めるように言葉を紡ぐ。
「『自分って必要とされていないのかな』『羽生結弦、早く引退しろと言われているのかな』と思った時期もあって……つらいこともありました」
9月2日、テレビ東京のホームページに、羽生結弦のインタビューが公開された。これは7月19日に行われた、プロスケーターへの転向会見の直後に収録されたもの。まるで「引退を強いられた」と語っているようにも取れる羽生結弦の告白が、国内外で波紋を呼んでいる。これは“宣戦布告だ”という声まで出始めて──。
羽生結弦がインタビューで明かしたのは、採点への不満だった。あるフィギュアスケート関係者が語る。
「羽生結弦選手の現役時代は、採点との闘いでもありました。彼に不利とされる採点のルール変更が何度かあり、“羽生結弦いじめ”ではないかと指摘されたこともありました。テレビ東京のインタビューでは、採点システムに対して疑問を呈し、『点数でもらわなくてもいいやって正直思いました』とまで語っています。本人が言及したことで、『プロ転向の理由はこれだったのか』と考えるファンもいるほどです」
Video: https://youtu.be/5p0eWYPDjNU
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